いざ干し芋の里へ

店長の水野です。

「売れすぎて困る」なんて言いますけど、
そんな嬉しい悩みならウェルカムと思っていました。

が、おきました。本当に困ること。

先週の金曜日、干し芋が急に欠品したのです。1人で15袋(約4.5kg)とか買ってくださるお客様がいらっしゃったりなんたりで。
お店にはしんあい農園さんの干し芋目当のお客さんが日々沢山いらっしゃるので、終売まではなんとか用意しなければ。

てな訳で、生産者さんに無理をいって用意していただき、翌朝車でとりに向かいました。一路、茨城県ひたちなか市のしんあい農園へ!


以前もブログで書きましたが、このしんあい農園の三代目は、商社や料亭勤めを辞めて五年前に引き継いだ、まだまだ若い男性です。
朝到着すると、作業に集中するためのヘッドホンを外して、早速用意してくれていた干し芋30kgを手渡してくれました。

急いで調布に向かわなくては!

…といきたいところですが、せっかく来たので10分ほど施設を見学させて貰いましたw


※ 蒸したばかりの芋。このままでも十分美味しかった


※ 並んでます、我らが干し芋。干す前に、埃などがつきにくいよう、特殊な機械で乾かしてあるとのこと。

※ 大人気で、残念ながら予約で埋まっている丸干し


施設はどこも整理整頓され、掃除もゆき届いている様子。
安易に拡大するつもりはないです、と語る若く爽やかで賢さ漂う三代目に、眩しい笑顔で見送りしてくださったお母さん。
素敵なご家族が営んでいるから、こんなに柔らかくて美味しいのでしょうね。

お土産に貴重な丸干しをいただき、できたてを頬張りながら、調布まで戻りました。
3時間かけてお店に帰ると、すでに干し芋は予約の山。干し芋をスタッフに献上して、袋詰めに徹してもらいました。

ちょっと大変でしたが、挨拶も出来たし、行って良かった。