八百屋の嫁日記【10】野菜ごろごろポトフ

嫁です。今日は八百屋のおすすめ野菜をたくさん使って、ポトフを作りました。

角煮用豚に塩を揉み込んで2日置いたもの・にんにく・セロリの葉・水を鍋に入れ、煮たったらアクをとる。肉に菜箸を差して濁った汁が出てこなくなったら、人参・セロリの茎・ジャガイモの順に加え、野菜が柔らかくなったら、キャベツ・プチトマトを入れて出来上がり!

調味料は、豚肉の塩味のみ。お好みで粒マスタードを。この簡単な料理を美味しく仕上げてくれるのは野菜のもつ旨味と鍋の力。

我が家ではこの『ストウブ』という鍋を使っていますが、フランスの三ツ星シェフ達に愛用されてきただけあって、素材のうまみをじっくり引き出してくれます。同じアンザス産まれの鍋『ル・クルーゼ』の方が日本では有名ですが、機能は似ていて、ストウブの方が少し重い(と私は感じる)のとふたの裏についたピコ(丸突起=うまみ成分を逃さない)が特徴です。鋳鉄にホウロウ加工をしていて、黄や赤のカラーもありますが、ルクルーゼより渋く、男の料理という雰囲気。『かわいい』より『かっこいい』好きの私は迷わず黒を選びました。退職祝いで会社の方々にリクエストして買っていただいて以来、四年。野菜を蒸したり、ケーキを焼いたり、毎日のように活躍してくれています。ストウブでご飯を炊くようになってから、炊飯器はいらなくなったし、けんちん汁もこれで作ると旨味が増します。staub万歳!