嫁日記【25】鍋カバーで節約豚汁
久しぶりの更新、嫁です。
この度の大地震で被害にあわれた方、被害を食い止めるために踏ん張っている方、今も不安を抱えながら生活をしている方、みなさんが早く心から笑える日が来ることをお祈りしています。
私も大きく長い揺れへの恐怖と離れた家族と連絡が取れない不安を痛感しましたが、ニュースで地震と津波による甚大な被害や原発事故、被災地での生活を知るにつけ、私にも出来る小さな節電を心がける毎日です。
ただ寒い中、暖房をつけずに過ごしていたら体が冷え切ってしまいました。湯たんぽや靴下5枚履き、体を動かすこともあたたまりますが、やはり温かい食べ物が効果大なので豚汁を作りました。
具はゴボウ、大根、人参、コンニャク、舞茸など八百屋の野菜たちと豚肉。煮込むのに使ったストウブ鍋を早めに火からおろし、写真のように鍋カバーをかぶせました。
寒い台所に4時間置いていましたが、野菜は柔らかくなり、豚汁は熱々!ストウブの保温効果が高いこともありますが、使わなくなった布団を繕い直した『鍋カバー』なかなかいい仕事します。ガスや電気の節約という意味もありますが、余震が頻繁にあったり停電がある中で、火を使う時間が短く済むのもありがたいです。
うちでは汁ものには生姜もよく入れます。京のくすりやさんの『金時生姜粉末タイプ』料理に少し混ぜるだけで、体がポカポカ温まります。味噌汁に『豆板醤』を溶くのも温まりますよ。
もっと寒い東北でガスも電気もない生活を強いられている方がいらっしゃることには思いを馳せなくてはいけませんが、私たちが無理して体を壊しては意味がありません。いざというときに人を助けられるためにも、普通に生活して元気を保ちましょう!
温かいものを食べられることを感謝しつつ、エネルギーや食材などあるものを無駄にしないように料理を作ることが今私が出来ることと思い、この日記を再開します。
八百屋も通常通り営業しております。お米なども扱っていますので、必要な方はお求めください。